1: 名無しのがるび 2025/12/03(水) 21:33:49.99 ID:iBDd9sbR0● BE:194767121-PLT(13001)
近年、増加傾向にある“墓じまい”。
今、多くの人がお墓問題に頭を悩ませています。
こうした中、あの名家も絶家(家系が断絶すること)と墓じまいに取り組みだしました。
「イット!」が取材したのは、江戸幕府「最後の将軍」徳川慶喜のやしゃごに当たる山岸美喜さん。
明治初期に創設された徳川慶喜家の5代目当主です。
徳川慶喜は1867年、幕府から朝廷に政権を返上する「大政奉還」を行い、第15代将軍の職を辞しました。
その後、明治に入り華族最高位の公爵の爵位を授かった際に、徳川宗家から分かれたのが「徳川慶喜家」です。
4代目の当主・慶朝さんは8年前に病。
めいである山岸さんは慶朝さんが闘病中、献身的に看病し慶喜家の財産を引き継ぎました。
山岸美喜さん:
こちらが徳川慶喜家のお墓。徳川慶喜と(妻の)美賀子さま、奥に側室の方とかがいらっしゃる。こちらが正門で、徳川慶喜家の紋がこちらになります。
普段は鍵がかかり、中には入れない徳川慶喜の墓。
特別に墓参りに同行させてもらいました。
今は愛知・名古屋市に住んでいる山岸さん。
300坪もある東京の墓所を管理しているといいます。
山岸美喜さん:
住んでいないところに300坪の管理をするのは現実的ではないですし、悩み事はありますね。
慶喜の名前などが書かれた石は削れ、墓を囲う塀も一部が崩れ落ちていました。
塀を修理した場合かかる費用は3000万円ほど。
そこで、山岸さんは自身の代で墓じまいすることを決めました。
